運動不足がもたらす悪影響
肥満の原因になる
運動はカロリー消費に効果的です。体に余分な脂肪をため続けるのは体の代謝低下に繋がり、血行障害を引き起こします。
年齢を重ねるにつれて基礎代謝は低下していきますので、若い頃と同じような食事をしていると、消化しきれず胃腸に負担をかけてしまうことになっていきます。
生活習慣病にかかりやすくなる
運動不足は生活習慣病にも密接に関わっています。生活習慣病と言っても様々あり、動脈硬化、高血圧、心臓病などがあげられます。
慢性的な運動不足によって血液の流れが悪くなり、体に老廃物がたまっていって疲れやストレスを感じやすくなります。この状態が長く続いてしまうと生活習慣病にかかるリスクがだんだんと上がっていくのです。
うつ病や精神疾患の可能性が高まる
運動不足は自律神経の働きを抑えてしまい、体のホルモンバランスを大きく乱してしまいます。これによって気持ちが不安定になることがでてきます。
この良くない状態が続いていくことで精神病になっていってしまいます。運動は他者とのコミュニケーションを取るのにも最適なことです。
仕事効率の低下
デスクワークでの座りっぱなしの作業や立ちっぱなしでの仕事など、あまり動かない状態は筋肉の硬直に繋がります。
また仕事の緊張状態では脳が疲れ、ストレスがたまり、そのままにしておくと効率は下がっていく一方です。
運動で硬直した筋肉をほぐし、血行を促進していきましょう。
運動がもたらす効果
ダイエット効果
有酸素運動で減量効果が期待されます。有酸素運動にともなう減量は、内臓脂肪型の肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防につながります。
一方、筋トレは基礎代謝量の上昇に効果的です。消費するエネルギー量が増え、太りにくい身体を作ることが可能です。
身体が健康になる
血糖値を改善を期待するのであれば、できれば毎日、最低でも週に3日以上の運動が必要です。1日20分以上、週に計150分以上の運動が目安となります。
運動におすすめの時間は血糖値の上昇がピークとなる、食後30分~60分の間がベストだと考えられます。有酸素運動と筋力運動のどちらでも〇です!
一方、運動を習慣化することで代謝が活発になり、全身の血流がよくなって、脂肪細胞から分泌される物質が正常化し、体重の減少につながります。これによって高血圧が改善されます。
心の健康に繋がる
日ごろから運動を取り入れている方は分かるかもしれませんが、運動をするととても心や頭がすっきりします。
体を動かすと交感神経が活発化し、物事を前向きにとらえやすくなります。また、β-エンドルフィンの作用で気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。運動の継続はドーパミンの分泌が盛んになり、ワクワク感も増加します。
病気のリスクを下げる
血圧、喫煙、高血糖についで、4番目に死亡のリスクを高めているのが運動不足です。
意識的に日常にウォーキングやランニング、スポーツなどを取り入れることで様々な病気のリスクを回避することができます。死因の上位にあげられているのが運動不足であるので気をつけましょう。
まとめ
運動が健康を改善してくれます。病気や精神疾患にならないように、また日々の蓄積しているものを運動によってスッキリさせましょう!