なぜ緊張してしまうのか
緊張には自律神経のバランスがかかわっています。普段は交感神経と副交感神経が適度なバランスで働いているのが、不安を感じたときには、交感神経が優位になり緊張というのが体で反応していきます。
個人差はありますが、どんな人でも不安を感じることはありますし、まったく緊張していないように見える人でも手に汗をかいていたりするものです。
緊張がもたらすプラスの効果3つ
メンタルが鍛えられる
緊張は、ストレスの一種で、心を鍛える働きがあります。
重要な局面ではどきどきして緊張してしまう方が多いと思いますが、その経験を乗り越えれば、根気・度胸・忍耐力といったメンタルが強化されます。
メンタルはどこまでも強くなれるものです。
緊張という経験をたくさん積んでいくことで、さらに緊張を感じる困難にも挑戦しやすくなります。
仕事のパフォーマンスが向上する
緊張には、一時的に能力を活性化させ、パフォーマンスを上げる効果があります。
交感神経を刺激することで、気合が入り、思考力や集中力が上がります。
例えば今日中に終わらせなければならないものがあるといった時には多少なりとも緊張するのではないでしょうか。終わらせるためにすごく集中することでしょう。こういう仕組みです。
大事な仕事をするときほど、緊張感を持って取り組んだほうが、よい結果をもたらすはずです。
心が若返る
緊張するとは、心に刺激を与えることでもあり、脳の活性化に繋がっていきます。
新たな経験や慣れない経験に接して緊張すると、気持ちを引き締め、心が若返ります。
適度の範囲なら、緊張は人にとってよい刺激です。緊張感のある生活を送っている人は、ぼけにくくなります。
緊張を和らげる方法
深呼吸をする
時間がないときにはこれが一番早いですね。
十分に吐ききることを意識することが重要です。
頭の中でリラックスするのを感じながら行うことでより効果を得られます。
好きな音楽を聞く
緊張を感じたときには好きな音楽を聞くのはリラックスした状態に近づけるのでおすすめです。好きな音楽は、自分の心と共鳴しやすいので、心地よい気持ちをもたらしてくれます。
このやり方はプロスポーツ選手やオリンピック選手も活用しているので効果は言わずもがなですね。
ブドウ糖を摂取する
ブドウ糖は脳にとって唯一の栄養素です。ご飯やパンに含まれていますが、試合や試験前にご飯などを食べると重くなったり、おなかが痛くなったりして、ベストを出せないかもしれません。
そういった時はチョコレートやブドウ糖入りのラムネをつまみましょう。軽いのでおすすめです。
まとめ
緊張は誰にでも起こる自然なことです。
緊張と上手く付き合っていくことで、仕事や日々の生活がもっと上手くいくかもしれません。今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね!